1月17日,Yahoo!オークションに出品されていた,Pentium3 550MHz使用の自作パソコンを買いました。
詳細な仕様は次のとおり。
ケース | ミドルタワーケース(250W電源) |
ドライブ |
[5インチベイ]
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CPU | Pentium III 550MHz |
マザーボード | ASUS-P2B-F |
メモリ | SDRAM 128MB×2 |
拡張ボード |
[AGP]
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このマシンのスペックは,1999年の自作界の主流だったものだと思います。
2002年になって,こんなの買うのはなぜ?と思われるかもしれませんが,最近私は,快適に使うなら新品より2年くらい前のパソコンを買うのがいいんじゃないかと思っているので,これでいいのです。
ここでいう「快適」というのは,めちゃくちゃ高速で何でもできそうな感じがするということを指してはいません。
要するに「安定」のことです。
枯れて安定したOSを使うのがパソコンを快適に使うコツ。そしてそれに必要十分なスペックのマシンを買うのがいい。そういうことなのです。
いま使うなら,OS でいえば Windows 98 SE か Windows 2000 でしょう。
問題点もだいたい出尽くしているし,情報も豊富ですから。
その上で動くビジネス・アプリケーションを使うためなら,Pentium III の 550MHz は十分なスピードです。
今回買った自作パソコンは,CPU以外の部品も定評のあるものばかりを組み合わせているので,その意味でも安心です。
そんな安定したマシンを,現行製品の半分以下の値段で買えるのですから,「2年前のパソコン万歳!」です。
2年前のを買って,2年間使う。これが最も正しい買い方だ,と私は断言します。
スペック的には古いものでいいにしても,中古は心配。そんな気持ちもわかります。
たしかに,使い方によっては,壊れかけになっているかもしれません。
だから,オークションで買うときには,そのマシンを手放す理由が説得力のあるものであるかどうかをよくチェックしましょう。
大事に使ってきたことがよくわかるものであれば,きっと程度のいいものでしょうし,その大事なものを受け継いで使うということで,気分もいいです。
新品のパソコンにも,初期不良はよくあります。
それよりは,大切に使われてきて順調に稼働してきた中古品のほうが,むしろ安心かもしれないではないですか。
2年ごとに中古を買うということは,いま新発売のパソコンを2年後に買うことになります。
ですから,2年後をめざし,いまの最新鋭パソコンの研究をしていこうと思っています。
快適に使うには,箱(パソコン本体)の中身はほどほどにして,そのぶん浮いたお金を,入力(キーボードなど)・出力(ディスプレイ)用の機器につぎ込むことだと思います。
キーボードは,キータッチがフニャフニャしているやつはダメです。
いろいろよけいな機能が付いててデカいのもダメです。
私は,FILCOのFKB-107J(翼)というやつが,シャカンシャカンとしっかりしたキータッチでしかもコンパクトなので気に入っています。
マウスは,狭い机の上では使いづらいので,今回,マイクロソフト インテリマウス トラックボールを,これもまたYahoo!オークションで購入して,試しています。
ノートパソコンがトラックボールのLet's note(CF-S21)なので,操作感が似ているのではないかと期待しましたが,ちょっと違いました。
もうひとつ狭い机に必須なのが,液晶ディスプレイ。
ここ1年でほとんど半額になりました。
いよいよ買い時。
PC Watch ディスプレイ相場情報など参考にしながら,半年後くらいに手に入れたいと思います。