「すてきな三にんぐみ」や「へびのクリクター」などの絵本で知られるトミ・ウンゲラーの作品を紹介する展覧会が板橋区立美術館で開かれていたので,17日,行ってきました。
行き方は,次のとおり。
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トミ・ウンゲラーは1931年フランスのストラスブール生まれ(ちなみに平山郁夫は1930年生まれ)。
1956年にアメリカに渡り絵本作家・イラストレーターとして成功をおさめた後,カナダを経て現在はアイルランド在住。
今回の展覧会は,彼が故郷ストラスブールに寄贈した絵本原画やポスター原画の中から約180点を展示するもの。ストラスブールのトミ・ウンゲラー・センターが特別協力しています。
残念ながら,冒頭に挙げた作品の原画はアメリカの出版社が持っているため,今回は展示されていませんでした。
そういう意味では期待はずれ。けれども逆に予想外に楽しめたのが,彼が手がけたポスターの原画です。
彼は,泥棒とかヘビとかのように一般には嫌われ者である存在を絵本の主人公に抜擢することにあらわれているとおり,かなり面白い視点を持っているようです。きっと「毒」のあるものが好きなんですね(クリクターは毒のないヘビですが)。ポスターの原画の中には,毒が強すぎたらしく「不採用」となったものも相当数ふくまれていて,むしろそっちのほうが面白かった。
ちなみに,この展覧会の会期は2/24(土)〜3/25(日)。
期間中,3/3(日)・3/4(日)は赤塚梅祭りのため無料公開だったそうです。
たしかに,美術館前の公園は見事な梅林でした(下の写真)。私の家の近所にも梅は多い(「近所の白梅」・「近所の紅梅」参照)ですが,さすがにここには負ける。ここの梅には小鳥が飛びかっていましたからね。
美術館を出てから成増に戻って,昼ご飯を「ふじ田」で。 |
ちなみに,番組によると,成増駅前のモスバーガーは,モスバーガー1号店だそうです。
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